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総括・2006

なんつかね、今年はアレですよ。容赦がなかった。誰がっていうと恐らく厄年であるところの僕に対する運命というかそういったニュアンスの「人間が敵わない巨大な存在」を演出して自分の無力さと無罪であるかのような無垢さを演出する使い古された陳腐としか呼べないような仮想敵のことなんですけども。容赦がないので最近映画も観ていませんし、漫画も読んでませんし、読んでないことはないですけども、以前よりは量も減りましたし、ときめきも減りましたし、自炊も減りました。貧乏暇ナシとまではいかない気持ち程度に貯金は増えました、しかし貨幣や通貨に何の絶対的信頼も置かない人間にとってそれが肖像画としての紙切れであったり記号としてのコインであったりささやかで矮小な人望を得るための道具以上に何になるというのか。でも貯金があるのはいいことだよね。あるに越したことはない。余ってたらください。

とりあえず今年始めた新しいことはと言えば、ギターを以前から弾いているんですけども、それのエフェクターを自分で作ったりするようになったことですか。そのうちアンプ作りたいとか言い出すかも知れない。そして感電して「もうコリゴリだよ~」とか言いながら骨とか透けてビリビリ言ったりするかも知れない。うん。それはないよね。ないよ。死ねばいいのに(片桐仁)。

あとは……今年何やったんでしょうかね。部屋にちょっと家具が増えました。SNS でちょっと知り合いが増えました。あとは……ウェブログとか更新しなくなりました。ひとまずまだ残しておいて、適当に書く気になったらまた何かしら更新するでしょう。ただ、mixi の日記機能に比べて面倒くさい。スパム多いしな。毛糖どもが。あと久し振りにここへ文章を書こうとしたら自分のキャラ的なそれがよくわからなくなっていて、今書いていて物凄く恥ずかしい。リハビリ的に何か書けたら書きますよ。来年まで覚えていたらな!

今見返したら去年の年末にも mixi がどうのとか書いてるの。もう見てらんない。それではよいお年を。メリー。ハヴ・ア・ナイス・ニューイヤーズデイ。

今見返したら RSS とか空っぽになっていたりして。もういっそのこと新しく構築してしまった方がよい気がしている。定期的にそんな気がしている。そしてシステムを更新する気力がない。いっそ畳んでしまってもよいか、と思わないでもない。もっとミニマルに細々とやっていきたいのだ、本当は。

ピッチブラック

エイリアンの正統後継的な設定・進行のホラー・アクション・アニマル・ムービー(カテゴライズ面倒)。若干ニュアンスの違う点といえばリディックというダークヒーローの存在であり、超人的なパワーに頼りつつ脱出を試みる的な展開。いかにもアメコミ。

どうしても納得いかないというか解せないのは、この妙な生き物は普段何食ってんだろうなーという一点であり、だって象みたいの絶滅してるみたいだし、みたいな。あとリディックと睨めっこするシーンには一体何の必然性があったのか。あと死角の設定にも何の必然性があったのか。あと妙な生き物のデザインがちょっと弱いと思った。

続編にその通り (クロニクル・オブ)リディック というやつがあるのだけれど、おすぎだかピーコだかが絶賛していたような気がする。別の映画評論家はピッチブラックを賞賛してリディックを貶していたけれど。あるいはそれがおすぎだかピーコだったかも知れない。とにかく、おすぎとピーコだ。区別がつかないんだ。

そういえば直前に フォーン・ブース を再見していたら同じ女優(ラダ・ミッチェル)が出ていて、ああこれは彼女から僕への偶然を装った何かのメッセージに違いない今すぐハリウッドへ!という感じであると言えなくもない。もう末期だ。

フレディ VS ジェイソン

映画史上稀に見る(よくある)駄作続編企画映画 AVP とは一線を画し、エンターテイメントとしてはなかなか楽しめる映画(まあ映画なんてごく一部を除いてエンターテイメントだからこれでいいのだ)(特にホラーとかスプラッターなんて!)。話の流れも清く正しく両シリーズを踏襲していて、主人公の身の上を心配しながら展開するストーリーはもはや何の心配もなく楽しめる。展開も凄いわかる。先の先までよくわかる。

エンディングが二種類用意されていて、デフォルトのエンディングはいかにも企画物、特典のエンディングはいかにもエルム街、で楽しめてお得だと思います。あと「死亡シーン特集」みたいな特典があって、各死に方のタイトルについてはかなりのレベルの笑いを誘うのでぜひ DVD を観るべきと思った。

さういへば厄年

別に忘れていたわけでは全くなくてむしろ今もひしひしと実感している厄年という年中無休国民的恒例行事の主賓であり、年男であり、一昨日が生誕記念日であり、去年は夜勤明けに自覚したその記念日を夜勤を迎えるにあたって自覚した今年であり、結局のところモラトリアム人間 → 社会人化してからの僕の記念日といえば大概夜勤なのであった。悪そうなやつは大体友達。特別な日は大体夜勤。多い日も安心。

厄年の人に「厄」を連想させる言葉を言ってはならないという習わし(まるで受験生に「滑る」「落ちる」が禁句であるかのように!)が岐阜の奥地とかそこらへんにあるというまことしやかな噂のような今僕が作り上げたどうでもいい作り話がありますが、だとすると やくみつる 氏なんて「厄満つる」でありとてもエクセレントで傍迷惑な話だと思った(やく氏が)。

去年の僕 も大概アレだなあ。

今年もひとつよろしくお願いします(何も思い浮かばなくなったので落とす)(新年の挨拶のように)(落とすとか受験生には禁句)(厄いわね とか禁句)。

Opera 9 アンダーグラウンド

世間は Opera 9 フィーバーに浮かれ騒ぎ夜通し飲み続け吐き続け電解質代謝異常で病院に担ぎ込まれたりその病床で早速セキュリティホールが発見されたことに悶え苦しんだりしているようですが、僕はといえばまた別の意味で Opera の恩恵にあやかっているわけですというか。

monologue の 2006-06-21 あたりの日記にも書いたけれども、ナビゲーションが地盤沈下しますというかそういう感じというか雰囲気です。カミングアウト。

手順
  1. Opera 9 をダウンロードかつインストール
  2. http://www.junkwork.net/
  3. ナビゲーション以外のアンカーにマウスオーバーを繰り返す
  4. 地盤沈下
  5. ナビゲーションアンカーに触れれば元通り
番外編
  1. About Author 周辺のボックスまでナビゲーションを降ろす
  2. メールアドレスにマウスオーバー
  3. 周辺のボックスともに地盤沈下
  4. メールアドレスにマウスオーバーするとナビゲーションだけ地盤沈下
  5. ナビゲーションアンカーに触れれば元通り

ぜひ。ぜひ?

サミットとサザザさんと僕

連休を利用してふらりと遊びに行ってふらりと立ち寄ったのがすなわち T シャツ・ラブ・サミット Vol.7 "ストライク" でした。ここで T シャツなんぞを買い漁ったりただ漁ったりあとソフトクリームを食べたりしました。あとは 活弁士 坂本頼光 氏のアヴァンギャルドな芸を見て「本来は古風で奥ゆかしい芸がこのような前衛的破天荒さを獲得したるやむべなるかな」とか思ったり思わなかったりした。ネオ活弁なる言葉もあるようだし熱いジャンルだなあとかいうことも思ったりした。

サミットで入手した T シャツは三着あるのだけれど正直どこのブランド?だったか忘れてしまっていて、ともかく LOOP の水色シャツが気に入ったことと店員が「客を見たら条件反射的にチラシを出してしまう」「このイベントで人気最下位店には罰ゲームがあるんだ」的なことを言っていたことが印象的でありました。あと 吉田ナゴヤ堂本舗 のシャツがもう本当にデザイン的にぎりぎりで、というかその狙い定めたポイントはまあ中の上レベルくらいであった(傲慢)のだけれど、宣伝文句が「ださい T シャツはいかがですかー。大変かっこ悪くなっておりまーす」という気の抜けたものであってもうそれだけでレベル二段階くらいアップだと思った。買わなかったけど。

あと普通に店先下に並べられていた段ボールの中にアウトレットシャツが三分の一くらいの値段で売ってて、次回サミットに行く予定のある人は足元をチェックするといいと思った。

特にどうというオチもないし、連休中他に旅行など行っておりません。

そういえばというか今さらながら、三枚のシャツのうち一枚が五分袖だったことに軽い衝撃を受けて「買うときにはサイズはもちろん袖丈もチェックしよう」などとどうでもいいことを思ったりするのだった。ということを追記するのだった。

吉田豚とヒューガルデンと僕

僕はといえば肉食動物かというくらい肉を食うし好むことで一部のコアな人たち(関係性が)によく知られているのだけれども、そしてさらに言えば甘いもの好きでもあるのだけれども、そんな僕がこんな貧乏舌で信じる近隣で一番旨い豚を食べさせてくれる店すなわち ヴァンピックル名古屋 にて 吉田豚 を食す機会に恵まれてああ僕というやつは全くもって幸せなもんだ今畜生、などと思い、割とうまくいかない日常などどうでもよいことなのだと解脱するに成功した(食卓についていた三十分ばかりの間)。君たちのうちの好奇心よりも安心感を優先するような連中においては、吉田さんを貶しているとも取られかねないネーミングセンスや店先に掲げられた「電殺!吉田豚」といった強烈なコピーに驚き慄き身を引き掴みかけた幸せを棒に振るのであろうというか今日食事中に店に入ってきた女性客二人組みがそうであったため心の奥底で密かにせせら笑ったのであるけれども、ここはひとつ心を鬼コーチにして吉田豚に挑んでいただきたい。この旨さたるや他所の店の豚料理が霞んでしまい料金を請求されることに腹を立て憤慨した勢いでその店のオブジェ的何かを破壊しつくし店員を陵辱しつくし(警官に追われ)繁華街を闊歩しつくしても足らぬといった雰囲気であるといえなくもないというかもうとりあえず旨いのでよろしくお食べください。

あと僕は苦さゆえにビールまたはビアーが苦手なのであるけれど、なぜって「くるしい」と書いて「にがい」と読ませるような飲み物を積極的に摂取したくないというかそれは今考えたのだけれど、そんな僕にも比較的ライトな口当たりと甘みの ヒューガルデン は結構ナイスでありグレイトであり「とりあえず生」といった日本の居酒屋における風習に堪忍袋が大破寸前のあなたも試すとよいと思いました。

誰か旨い店を教えてください。どんどん教えてください。

ようこそ Movable Type 3.2

ようやく Movable Type 3.2 へアップグレードしましたというか、新規インストールしました!別にそのことについて必要性は全くもってないのだけれど、以前 Movable Type を置いていたディレクトリへインストール(ていうかこの段階ではアップグレード)しようとしたら 500 Internal Server Error を吐き続けて全く思惑通りにならず、いっそディレクトリを変えてインストールしてしまえば、と思い実行したらばものの数十秒で設置完了。このあたりのいわばファジーなマシーンのメンタルといったものは、これからもヒューマンネイチャーのシンボリックなメタファーであるところの僕マイセルフを嘆かす原因となり続けるだろう。こう、そういうニュアンス?

そういうわけでいろいろと設定ファイルをいじっていたら、テンプレートファイル汚いなーとか思って地味に改変してみようかなどと思い立つ見通しの悪い僕です。誰にも恩恵が与えられない地味な自己満足が好きです。なぜって器が小さいからです。洗った野菜を入れておくボウルくらい小さい。

ダメだなー。個別エントリーを再構築しようとすると 500 が出る。インデックスだけは構築できるけれどもそこからエントリーを辿ると当然ながら 404 になる。ファイルが生成されない。今畜生。面倒くさいなあ。

アーカイブの命名規則が良くなさそうな感じではあるけれど、デフォルトに戻しても再構築されない。インデックスから個別エントリーへのアンカーは生成されているからそこに問題があるわけでもないのか。500 エラーの詳細を調べるには?何にせよ面倒そうだ。

メモ
  • 個別アーカイブは生成すらされていない
  • 月別アーカイブも同じ状況の様子
  • カテゴリーアーカイブにはエントリーが追加されている
  • とにかく眠い

なんだかようやく動いた様子?とりあえず様子見。

不具合。テンプレート・タグの %H を二桁の時間でなく一桁の時間と認識している。%M を認識しない。はてさて。これでは既存のアーカイブと命名規則が統一できない。はてさて。

どうやら問題は解決したもよう。さて、これからテンプレートをゴリゴリ書かねばならないわけだ…。たびたびテンプレをネタにしているけれども、決して楽しいわけではないのだよワトスンくん。誰。

自分メモ。MTDate は最終リビルドの時間、MTArchiveDate は最初の投稿時間。

トップページのみテンプレート書き換え・CSS リビルド終了。IE 用スタイルシートは未着。なくてもいいかなーとか思ったり思わなかったり。あとはアーカイブあたりのテンプレートを…(脱力・嘆息)。

メモ
  • エントリーアーカイブに MTArchiveList や MTCategories を使ってアーカイブへのリンク一覧を作成しようとすると 500 エラーを吐き出す
  • フォーム関係のごにょごにょを見直す

ソウ 2

ベストな映画のうちのひとつとして自分の中で揺るぎない ソウ の続編。発売日に DVD を買うというまるでドラゴンクエスト発売日にゲームショップに並ぶ学生のような真似をしているけれど、それだけ期待値が大きかったということでひとつご了承いただきたい(だったら映画館へ行けという話であるけれど、精神的に引き篭もりであるところの僕にはああいった場所が結構ストレスフルなのである)(なのである、とか偉そうな口調で情けないことを吐露する、という、口説きのテクニックとかそういうことではない)(ではない、とか未だに偉そうなのはもう引っ込みが付かないからである)。

良い映画の続編なんて大抵くだらないものだというのが映画通とかの人たちの評価であるようだけれども(スパイダーマンは続編も良いそうだけれど観ていない)(スターウォーズ?)(バック・トゥ・ザ・フューチャー?)(スクリーム?)、まあこの映画も大体そういった区分に入ってしまうのではないかなーといった雰囲気であります。監督が製作に移ってどうのこうの、といった触れ込みもあまり意味がないかなーといった感想であります。低コストのナイス映画をお金かけて続編製作、のダメな例としては CUBE なんかが挙げられるけれど、人によってはそこへ並べてしまうような様相。前作の密度を期待するとちょっとダメっぽい。ネタがある程度バレているから、というのは仕方がないのだけれど、それを認識したうえで続編は製作されねばならない、というか当たり前。

映画単体としてはほとんど成り立っていなくて、前作を観た人をターゲットにしているものの、前作と同じ、といった期待は全く報われない。登場人物の多様化に必然性が追いついておらず、幅・奥行きが広がったというより無駄が増えたという印象。小道具に意味がなく、登場人物の行動に意味・合理性がなく、設定には無理が増えた。アマンダがあまりに無能な行動を繰り返して疑問符は消えないし(というのもまあ追っていけば納得がいかなくはないけれど)、ジグソウもジグソウらしくない(というのもまあ以下割愛)。あとソリッド・シチュエーションというよりソリッド・ロケーションかと思った。これは前作もそうだというか一部のジャンルの映画全般がソリッド・シチュエーションじゃないかとか以下略。

どうでもいいけど「テロに使われた神経ガス」という字幕の背景で tokyo subway とか言っててマニアックだなーとか思った。あとアマンダは物凄い好みの女優なのでナイスだと思った。あと特典でポストカード付いてきたけど要らない気がする。前作の八割分くらい楽しめたのでよしとする。

マシニスト

結果的に良心的な映画。

主演俳優が減量 30kg とかいうよく意味のわからない触れ込みで帯を作ったりするのはどうかと思った。あと増量中の彼は明らかに減量中の彼よりイケメンすなわちイケてるジェントルメンではないと思った。ダイエット成功して良かったね(手段は断食だそう)。

実を言うと監督(ブラッド・アンダーソン?セッション 9 ?これは割と面白そう)も脚本(スコット・コーサー? テキサス・チェーンソー ?これもイケるはずだ)も主演俳優(クリスチャン・ベール?バットマン・ビギンズ ?これはあまり……)もよく知らないままであったりで、ていうか監督と脚本の別作品を Amazon で検索してみたら ソウ とか ソウ 2 とかも一緒にどうですか?と薦められたりして、前者は劇場で観たし後者は発売日であるところの 2006/03/17 の仕事前に既に購入しておりまして、的な。つくづく Amazon とは縁がないというか買い物したことないというか、タワレコのポイントを集めているんです僕は!的な。ともかく。

映画自体はとてもよい出来です。結果的に良心的です。インソムニア よりも眠そうだし(なんたって 366 日目から!)、そんな彼のキチガイっぷりもとても素晴らしいです。あと交通事故のシーンが文字通り体当たりっぽくて良かったと思った。自分から何もかも手放してしまうカタストロフがとても良心的でむしろいとおしいです。ごく一部ショッキングなシーンがあるので毛嫌いされる方もあるかとは思いつつ、ぜひ観て涙していただきたい。ぜひ。僕も今眠いです。こんな僕にぜひ。ぜひ?

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Last modified : 2007-02-08T21:11:31+09:00